失敗しない家の選び方解説Success
Youtubeにて公開中の店鳥と新人事務員よっしーの「失敗しない家の選び方解説」シリーズのテキスト版です!
今回は早く住宅を購入するメリットついてお話させていただきます
よろしくお願いします!
持ち家と賃貸どちらがよいか?という話はよく聞かれるかと思います
はい!悩んでいる方は多いと思います
そうですね、これは条件によって答えが異なります
そこで今回は「いつかは家を購入したい」と考えている方で、現在家賃支出が大きい方に焦点をあててお話しさせて頂きます
まずは、住宅の購入に踏み切れない方が、最初に不安に感じられているであろう「お金」の面についてお話しさせていただきます
はい、特に若い方の中には「蓄えも無いのに住宅を購入するなんて無謀!」って考えてる人は多いと思います
よく分かります。まず、現在の住宅ローンに頭金は必要ありません。
また、新居を構えるのに必要な経費、例えば家電や家具、引越し代も含めて借入することが可能な場合もあります
また、住宅ローンは借入金額に対して比較的審査が緩やかで、金利もとても低く、お勤めされている方であれば勤続年数1年以上で申請することが出来ます
個人事業主や法人の場合でも2年から3年の営業実績があれば申請が可能です
貯金が全然無くても家を買ってしまっていいということですか?
そうです、むしろ賃貸住宅に住みながら家を購入する為に貯金をしている方は、一刻も早く購入した方がいいです
何故かというと、家賃はいくら払っても自分に戻ってくることは無く、賃貸生活が長ければ長いほどお金を損している事になるからです。
保険の「掛け捨て」のようなものです
皆さんそれは感じながら毎月家賃を支払っていると思います
仮に家賃を7万円と想定した場合、1年で84万円、3年で252万円、5年だと420万円にもなります
でも、住宅ローンを利用すると金利分が無駄になりますよね?
そうですね、仮に3500万円を金利0.7%で借りたとすると1ヶ月の利息は約2万円です。
これは無駄になりますね
他にも賃貸住宅だと設備機器の故障や修繕費なども家賃に含まれていますが、持ち家だとこれらは全て自己負担になりますよね?
そうですね、戸建住宅の場合、これらの維持管理費に月2万円ほど、年間で24万円程度を見ておくと良いかと思います
更に持ち家には固定資産税などの税金もあります!
はい、不動産の評価額にもよりますが年に12万円として、月額で1万円ほどですね
これら全て踏まえて計算すると、家を購入した方が2万円お得ということになります
これはつまり、賃貸住宅に住みながら貯金するより、月に2万円収入が増える、と考えることが出来ます
しかもネット系の銀行であれば0.3%台の超低金利の商品もありますので、このようなローンを利用出来れば更にお得になりますね
更に住宅ローンを組んでいる方を対象に、中古住宅であれば10年間、新築住宅であれば13年間の所得税と住民税の控除が受けられる制度があります。
3500万円を借入の際は、この期間中に毎年およそ20万円前後が戻ってくることになります。
金銭的にはローンを組んででも、購入した方がいいという事なんですね
はい、金利がもったいないので頭金をある程度貯めてから家を購入しよう、と考えてらっしゃる方は多く、堅実なイメージもあるかもしれません。
ただ、それまでに支払った家賃のことを考えると早く買ってしまう方がお得になるんですよね。
それでは次に健康面についてお話しします
まず、住宅ローンは大きな病気になったり生活習慣病になると、借入が出来なくなる可能性が高くなります
病気にかかる前にローンを組んでおいた方がいいということですね
そうです、この病気の中には糖尿病や精神疾患など、一般的に知られる病気も含まれますので他人事とは言えません
病気といえば、例えばローンがまだまだ残っているのにガンになってしまったらと思うとすごく不安です
はい、民間の住宅ローンでは、このような万が一に備えた保険加入は必須になっていて、掛け金は毎月の金利にちゃんと含まれています
そして仮に亡くなってしまった場合や、働けなくなるような高度障害になってしまった場合には、ローンの支払いが全て免除されます
借金がチャラになるってことですか?
そうです、現在はガンと診断されただけで、その後の支払いが免除されるタイプのローンもあるんですよ
なるほど、それなら安心して治療に集中出来そうですね
逆にローンを組む前にガンの診断を受けてしまった場合は、完治して通院の必要がなくなってから3年は経過しないと借入できないケースが多いようです
また、この保険を生命保険の代わりとすることもできます
残された家族に住まいが残せるので、それが生命保険の代わりになるということですね
そうです、実際に住宅ローンを組んだタイミングで元々入っていた生命保険の金額を下げたり、解約される方もいらっしゃいます
次に、賃貸住宅の間取りによる家賃についてです。
2LDKまでの間取りでは物件数も多く、家賃もそこまで高くありません。
しかし3LDKを超えると物件数は途端に少なくなり、家賃もかなり割高になってしまう傾向があります
お子さんが大きくなって手狭になったときに「手頃な賃貸物件が無い!」なんて慌てて住宅購入を検討していては、それまでの家賃がもったい、ということですね
そうです、実際そのようなケースは多いんです。
ぜひ事前に3LDKの家賃を調べておかれることをお勧めします
次に、住宅ローンは45歳または50歳を境に途端に借入できる金額が激減します。
金融機関によってこの年齢は異なるのですが、例えば年収400万円の場合、44歳だと4,000万円貸してくれる銀行が、45歳で申し込むと半分にも届かない金額しか貸してくれなくなったりします
そして更に60歳を超えると、今度は賃貸住宅を借りることが難しくなってきます。
既に住んでいる賃貸住宅から追い出されるようなことは無いのですが、引越しするのが難しくなりますね
悲しいことですが高齢者の孤独死は貸主さんにとって色々と大変なんだろうなと思います
はい、ご夫婦で借りていたとしても、いずれは一人暮らしになる可能性が高く、貸主さんも慎重になってしまうんですね。
他にも家賃支払いに対しての不安などもありますし、高齢者の物件選びは非常に難しくなります。
そしてあまり住みたいと思えないような、かなり古いアパートに住まざるを得なくなることもあるんですよ
加齢と共に買うのも借りるのも徐々に難しくなっていくという事なんですね
でも若くして購入した大事な住宅が、地震などの災害で倒壊してしまうなど、万が一失ってしまった時のことを考えると不安です
はい、火災保険では通常地震で倒壊した際の補償は再建築価格の50%となっています。
ただし特約を付けて上乗せすることもできます。心配な方はこのような特約を利用されると良いかと思います
また、住宅を購入される時に新耐震基準の建物や、「耐震等級3」の住宅を選ぶことで、そもそもの被害を最小限に抑えることが出来ます
耐震等級3では警察署や消防署などの防災拠点と同じ耐震性能を持つんですよね
そうです、熊本地震の統計によると耐震等級3の住宅は1件も倒壊しなかったんですよ
また、他に台風などによる被害に対しては、全額が補償されますし、見舞金によってむしろ修繕費用より多い金額が支払われます。
なので、災害を心配する必要はあまり無いかと思います
まとめますと、住宅ローンは低い金利や、税金控除などの金銭面、健康に問題を抱えた場合の保険面、災害などによる被害に対しての補償面など、色んな面で安心して暮らせるような配慮がなされてる、ということになります
はい!必要以上に心配していた気がします
ということで今回は「早く住宅を購入するメリット」をお話しさせて頂きました
ありがとうございました!
ありがとうございました