理想の中古住宅購入の流れ　前編

結論：信頼出来て、知識のある不動産の専門家、不動産会社の担当を見つける事が理想

一般の方で不動産に詳しい方は少ないと思います。

結論から言いますと、購入するにあたってはまず、信頼出来て、知識のある不動産の専門家、不動産会社の担当を見つける事が理想です。

そしてご自身のエージェントとして一緒に物件探しをするのが失敗の少ない購入方法になります。

皆さんまずは不動産情報サイトなどを見て、気に入った物件がないかを探される方が多いのではないでしょうか？

そうですね、売り出し中の物件情報はほとんど情報サイトに掲載されていますので、きっかけはそれでいいと思います

ただ、気になった物件を案内して貰ったときに「この不動産会社の担当者なら」と思えた場合は、その担当者に物件探しを協力して貰うと良いかと思います

なぜ協力して貰った方が良いのでしょうか？

はい、それは住まいを購入する場合、借りる場合と比べて色々な条件や要素が絡んでくるからなんですよ

なのでそれらを総合的に考えてくれる専門家の存在が重要になってくるんですね

それでは、これを踏まえて理想的な中古住宅購入の流れをお話ししたいと思います

最初に行うべきは「資金計画」

まず最初に行なって頂きたいのが資金計画になります

物件探しよりも先に資金計画なんですね

はい、多くの方が家を購入する際に住宅ローンを利用されると思いますが、その場合いくら借りることが出来るのか？というのは当然人によって異なります

さらに借りられる額とは別に、ご家族の状況を考慮し、毎月どの程度の支払いが可能か、返済期間は何歳までを計画しているのか？

また、住宅ローンも商品によって金利や審査基準などが異なるため、自分に合ったローンはどれなのか？など

これらをきちんと計画した上で、住宅ローンの仮審査を行っておく事が理想です

仮審査の承認があれば安心して物件探しが出来ますし、購入額の総額も決まってきます

不動産の購入には手数料や税金、引越し代、場合によってはリフォーム代など色んな諸経費が必要になりますので、担当者はそれらを踏まえて予算を超えない物件を紹介してくれるようになります

せっかく気に入った物件があっても最終的に予算オーバーになってしまうとショックですからね

そうです、諸経費は物件の状況によって異なってくるため、予算総額が決まっていても、後でそれをオーバーしてしまった、なんてことが起こり得るんですよね

なるほど、そこで専門家の協力が必要ということなんですね

はい、まだまだ他にも理由はあります

予算の総額が決まったら次は「希望条件の洗い出し」

予算の総額が決まりましたら次に、希望条件の洗い出しを行います

マンションと戸建てのどっちが良いか？エリアはどの辺りが希望か？間取りや築年数は？などを確認していきます

ここで希望に合う条件や予算が折り合わない場合は、優先順位をつけて整理をします。

築浅物件が難しそうな場合はリフォームも含めて検討するなど、柔軟に希望条件を吟味していきます

予算総額が決まっていればリフォームにどれくらい掛けられるかなど検討しやすいですね

「物件探し」

そうです、そして希望条件がまとまりましたら物件を探していきます

基本的に中古物件の情報は、賃貸物件と違ってその扱っている不動産会社だけでなく、他の不動産会社でも紹介可能です。

ですので、その担当者から紹介してもらえると考えてよいです

色んな不動産屋さんに声を掛けなくても良いということですね

そうですね、他社が掲載している物件であっても、気になったのがあれば伝えると案内してもらえると思います

そして物件の見学の日は、一日、あるいは半日かけて複数の物件を案内してもらいましょう

気になる物件がそんなにいくつも出てくるわけでは無いと思うのですが？

はい、購入する気がない物件を含めても構いません

何故かというと、比較検討が重要だからなんです。

これで相場も掴めてくると思います

そして、ここから担当者と一緒に物件を見て、購入検討に入っていくわけですが、少し長くなりましたので次回、後編としてお話しさせて頂きます

はい！ありがとうございました！

ありがとうございました