失敗しない家の選び方解説Success
Youtubeにて公開中の店鳥と新人事務員よっしーの「失敗しない家の選び方解説」シリーズのテキスト版です!
今回は中古住宅を購入する場合の理想的な流れと、不動産会社の担当者のお話、後編になります
よろしくお願いします!
前編にて、気になった物件を担当者に案内して貰うところまでお話ししました。
基本的に売りに出ている物件はどの不動産会社でも扱えるので、色んな不動産会社に問い合わせするより、先に担当者を決めて専門的なアドバイスを貰いながら物件探しを進めた方が良いということでしたね
そうですね、それでは引き続き理想的な中古住宅購入の流れをお話ししていきます。
複数の物件を案内して貰うことで比較検討が可能となりましたが、売りに出ている物件の中には相場より高いケースもあります。
これも担当者が教えてくれると思います
ただ、相場より高くても購入したい場合もあるでしょうし、値段交渉が可能であれば、それを依頼することも出来ます
一般客が「相場より高い!」って交渉するより専門家に交渉して貰った方が説得力ありますね
そうですね、また他にも物件のよいところ、悪いところを教えてもらえると思います。
更に解決できる問題点があればその対応を依頼することもできます。
例えば一戸建てであれば、建物の健康診断「インスペクション」の段取りをしてもらったり、購入後の雨漏りや建物の傾き、給排水管の漏水を保証してくれる「瑕疵保険」の手配など、希望があればお願い出来ます
また、マンションであれば、修繕積立金や管理費の値上がりの予定が有るか、無いか、将来の値上がりの可能性などを教えてくれると思います
修繕積立金や管理費の値上がり予想なんて出来るんですか?
はい、積立金などにも相場がありますし、新築時に販売が有利になるようあえて低く設定されているケースでは将来の値上がりは避けられない、などの予想が出来るんです
そして現在、希望の物件が売りに出ていない場合は、購入までの時期をある程度決めて、長期で探すことになります
この時は、担当者に任せきりにせず、ご自身でも積極的に探したほうが良いです
そうすることで、相場感やご自身の好みがわかってきたりもします
そして気になる物件が見つかったら、担当者に連絡をして案内してもらうと良いかと思います
そして物件が決まり、購入の意思が固まったら金額、引渡の時期、融資など、条件を担当と相談のうえ購入の申し込みに入ります。
申し込みは契約ではないのですが「買いたい」という意思表示になります
条件の交渉も担当者にお任せしたいですね
もちろんです、条件には確定測量の実施や契約前のインスペクションの実施などもありますね
これら条件のすり合わせがまとまれば晴れて契約となります
ここで仮審査を通していますと、売主も安心出来ますので取引はスムーズに進めやすいです
逆に仮審査がまだでスムーズに進まなくなることもあるんですか?
はい、例えば人気の物件であれば申し込みが複数になることがあります。
この場合、申し込み順よりも仮審査に通っているかどうかを優先するケースがあります
契約後は本審査の手続きやローン契約の手続き、リフォームの段取り等に入りますが、ここもアドバイスを受けることが出来れば、スムースにお引渡しまで進めることが出来ますね
お話を聞くと色々と親身になってくれる担当者がいかに重要か分かりました
はい、あくまでも購入のご判断はお客様です。
ただその際に、専門家の担当者に親身になってもらうと本当に楽だと思います
これがあまり信頼出来ない担当者だと、ご自身でいろいろ調べたりしないといけなくなりますし、調べても専門家の域に達するのはなかなか難しいと思います
また、利益だけを優先している担当者ですと、良くないところを説明しなかったり、相場より高くても教えてくれなかったり、面倒な手続きを嫌がります。
また、建物の健康診断である「インスペクション」をあえて勧めないこともあります
勧めてもらわないと「インスペクション」というものがあることさえ知らない人も多いと思います
そうですね、インスペクションについての説明は義務化されていますが、サラっと流されるとピンとこないかもしれません。
やはり、ぜひ親身になってくれる良いパートナーを見つけて頂きたいですね
でも、良い担当者が見つかったとして、不動産会社の方はどなたも融資や建物のことに詳しいのですか?
それが残念なことにそうでも無いんです
まずは親身になってくれる担当者を見つけるのが重要ですが、更に、より専門知識のある担当者であればより理想的です。
この専門知識のある担当者の探し方に関しては、また別の動画で挙げさせて頂く予定です
というわけで今回は、中古住宅を購入する場合の理想的な流れと、不動産会社の担当者のお話しをさせて頂きました
ありがとうございました!
ありがとうございました