失敗しない家の選び方解説Success
Youtubeにて公開中の店鳥と新人事務員よっしーの「失敗しない家の選び方解説」シリーズのテキスト版です!
本日はLDKを検討する際のポイントをお話させて頂きます
よろしくお願いします!
まずは広さについてです
一般的な4人前後の家族を想定した木造2階建の間取りでは、おおむね16帖から、広くて20帖ほどになる事が一般的です
16帖あれば充分にリビング、ダイニング、キッチンのスペースを取れますが、これをさらに広くとることでメリットやデメリットが生まれるんです。
広いリビングに憧れます!
そうですよね、それではまずLDKが広くなる事によるメリットについてお話しします
まず第一に、広いスペースにより動線が自由になり、空間的な余裕が生まれ、開放感を感じられます。
これです!開放感があると生活に余裕を感じられそうです
はい、お客さんが来ても自信を持ってリビングに案内出来ますね
そして家具の選定や配置の自由度が高く、模様替えを存分に楽しめます
また、大きな窓を配置しやすいので明るい部屋になりやすいです
他に、家族が一緒にリビングに居ても各自のパーソナルスペースを確保しやすく、居心地が良いので自然と人が集まりやすくなります
そして逆にLDKが広い場合のデメリットです
まずエアコンの効きに関して、断熱性が高い家なら問題ありませんが、断熱性が低いと特に冬暖まらなくなり、多額の電気代がかかる場合があります
そして人がリビングに集まりやすいと、自ずと部屋が散らかりやすくなります
すいません、ポテチの屑はちゃんと掃除します!
はい、お願いします、他にも外から帰ってきてコートや学生服、鞄などをそのままリビングやダイニングに放置してしまったり、空いているスペースが多いため意図せずについ物置スペースにしてしまったり、居心地が良くて長く滞在する空間ではどうしても散らかりやすくなりますね
いつ来客があってもいいようにこまめな掃除や片付けが必要ですね!
ということでLDKの広さについてメリットデメリットをお話ししましたが、今現在、例えば賃貸住宅などで狭いリビングにお住まいだと、どうしても広いリビングばかりに目を奪われると思います
ただ、まずはご自身の生活スタイルを踏まえ、例えばメインテーブルは4人掛けでいいのか、6人掛けが必要なのか、ソファは何脚必要か、テレビの大きさや配置など、どのような家具を置かれるかを最初に計画されるとよいかと存じます
また、広すぎるリビングは将来集まる人数が減った際にさびしく感じる場合もあります。
将来のことも少しイメージしておくと良いですね
それでは次にLDKの広さとは別に開放感を得る方法についてお話しします
LDKに開放感を求められる方は多いのですが、広さだけではなく、それ以外の要素も開放感に影響するんですよ
まず一つ目は吹き抜けです
吹き抜けのあるリビングに憧れます!
そうですね、吹き抜けがあると開放感に加え、光を取り込みやすくなるので更に明るさが増します
また、2階の部屋とのコミュニケーションが取りやすく、まさにリビングが家の中心といった構成になりやすいです
ただし、吹き抜けにもデメリットがありまして、エアコンの効きが悪くなる、臭いや音が2階に伝わりやすくなる、掃除が非常に大変、2階の部屋を1つ失ってしまう、などがあります
特に断熱性が低い家の場合、冬の寒さに我慢できずリフォームで天井を造ってしまう方もいらっしゃいます
吹き抜けがあると豪華なイメージがありますけど、コスト的にはどうなんでしょうか?
はい、2階部分の床がなくなりますので材料費は落とせる反面、施工に非常に手間がかかります。
そのため、販売会社や住宅会社によって割高になったり、安くなったり、変わらなかったりと、一概には言えないようです
そして2つ目がリビング続きの部屋です
こちらは、利便性を考えて畳を使った和室になっている事が多いですね
空間がリビングと繋がっていますのでリビングと和室のどちらに居ても開放感があります。
また客間にしたりワークスペースにしたりと使い勝手も良いです
3つ目がリビングにオープン階段を設置する、です
これは前の2つと若干意味合いが異なりますが、階段室を設けずにリビングのスペースを確保する、といった趣旨になります。
家族とコミュニケーションをとりやすくなり開放感も得られます。
詳細は以前動画にしておりますので、よろしければご覧ください
また他に、建築後でも対策出来る方法として、テレビボードを置かずに壁掛けテレビにする、ラグはあえて敷かない、棚をフローティングタイプにするなど、床を多く見せることでも開放感が得られます。
更にソファーを背の低いタイプにして高さ方向の空間を広くとるなどの方法もありますね
テレビボードが無いとビデオデッキにブルーレイレコーダーとゲーム機3台が置けないです
は、はい、ライフスタイルに合わせてご検討ください
そして次にキッチンの種類についてです
現代では大人気の対面型キッチンですが、キッチン専用のスペースが必要で、壁付キッチンと比較すると1.5帖から2帖分ほどキッチンとダイニングの共用スペースを余分に使うことになります
それでもテレビを見たいので対面型がいいです!
はい、炊事中に家族とコミュニケーションが取りやすいので対面型は人気ですよね
ただ、同じ広さですと壁付キッチンの方が広く感じますし、家具の配置もしやすいので、限られたスペースで広く使いたい時は特にメリットがあります
そして最後にLDKの部屋形状についてです
一般的な形状としてI型とL型があります
I型は細長い形状で、隅が4つしかないのでスペース効率に優れ、広さをあまり取れない時に有効な形状となります
また、キッチンから部屋全体が見渡せますので、お子さんが小さい間は特に安心できますね
対してL型のLDKは、キッチンとダイニング、リビングがL字型で繋がる形状です。
リビングと目線が合いづらいので食事の準備や後片付けに集中しやすいと言えます
またキッチンが整理されていなくてもリビングからは分かりづらいメリットがあります
ただし、反対にキッチンからの死角が出来てしまうのと、同じ帖数だとI型と比べて狭く感じるかと思います
ですので一般的に広いLDKで採用されている傾向にありますね
ということで今回はLDKについてお話ししました
ありがとうございます!
広ければ広いほどいいと思ってましたけど、意外とデメリットもあるんですね
はい、そもそもLDKに広さを割くと他の部分に影響を及ぼすことがあり、実用性だけ考えると余計な広さは無駄、という考え方もあるかと思います
やはりメリットデメリットを知った上でライフスタイルに合わせて検討するのが重要ということですね
はい!ありがとうございました!
ありがとうございました