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リビング階段のメリットとデメリットについて解説!

Youtubeにて公開中の店鳥と新人事務員よっしーの「失敗しない家の選び方解説」シリーズのテキスト版です!

店鳥

今回はリビング階段についてお話をさせていただきたいと存じます。

新人事務員よっしー

よろしくお願いします!

リビング階段とは?

新人事務員よっしー

リビング階段ってどんな階段ですか?

店鳥

はい、リビングに階段が面している状態をいいます。

階段そのものにはボックス型オープン型など種類がありますが、リビングに面していればどちらもリビング階段となりますね。

新人事務員よっしー

リビング階段以外にはどんな階段がありますか?

店鳥

ホール(廊下)階段があります。

こちらはホールに階段が面している状態ですね。

以前はこのタイプが多かったのですが、近年はリビング階段を希望される方が多い傾向にあります。

では、リビング階段のメリット、デメリットをお話させていただきます。

リビング階段のメリット 家族のコミュニケーション

店鳥

2階に子供部屋がある場合、外から帰ってきて自分の部屋に行くとき、逆に出かけるときは必ずリビングを通ることになります。

親御さんがリビングにいる場合、必ず顔を合わせることになりますからコニュニケーションを取る機会が増え、また、お子さんの状態を確認しやすいということが言われています。

 

新人事務員よっしー

お父さんが帰ってきたときも、みんながリビングで「おかえりー」ってお出迎え出来るのいいですね

店鳥

玄関に入ってすぐのホール階段だと、帰宅だけじゃなく出掛けたのもわからない、ということもあったりしますからね。

ちなみに、ホール階段でもリビングを通った先のホールに階段を設置するケースがありまして、こちらのタイプだと同じ恩恵がありますね。

リビング階段のメリット オープン階段による解放感

店鳥

また、階段の入り口だけがリビングにあるタイプではなくて鉄骨階段等で階段全体がリビングから見えるオープン型のデザインですと、上部に天井がありませんので視覚的にも高さを感じることが出来、広がりを感じることが出来ます

更に階段の下に空間が出来ますので、リビングがより開放的で広く感じることが出来ます

新人事務員よっしー

オープン型は階段の下を有効活用出来そうですね

店鳥

そうですね、ただしボックス型の階段でも階段下を物置や押し入れにしたり、トイレにすることが出来ますのでスペースの活用という点では一長一短かもしれません

リビング階段のデメリット 暖房が効きにくい

店鳥

次にリビング階段のデメリットですが、断熱性の低い建物ですと特に冬場の暖房が効きづらいです。

温められた熱は上に上がりますから、リビング階段から2階に熱が上がってしまい、いくら暖房をかけても寒いままで光熱費だけ上がってしまうことになります。

新人事務員よっしー

リビングを暖めたいのに2階に熱が逃げてしまうんですか

店鳥

なのでリビング階段の場合は断熱性の高い家が必須だと思います。

断熱性が高いと、実際充分に暖房が効きますしリビング階段のほうが2階を含めて家全体を温めて、家の中の温度差が少なくなりますので逆に快適になるんですよ。

2階もあまり寒くなくなりますので、高断熱の住宅ではあえてリビング階段にしているケースが多いですね。

新人事務員よっしー

断熱性の高い住宅だとメリットの方が大きそうですね

リビング階段のデメリット 匂いの伝達

店鳥

次のデメリットですが、音や匂いが2階に伝わりやすくなります

ものすごく伝わる、ということは少ないと思いますが、敏感な方は確認出来るならしたほうが良いと思います。

リビング階段のデメリット リビングが騒がしくなる

店鳥

他にメリットでお話した内容になるんですが、お子さんがお友達を連れて帰ってきた場合など、おのずと賑やかになりますのでリビングに居て少し落ち着かないと感じられる方もいらっしゃいます

新人事務員よっしー

テレビに集中してると誰かが帰ってくるたびに「うるさい!」ってなるかもですね

店鳥

そうですね、リビングを皆が集まる為のスペースとして捉えるか、または主にご夫婦がくつろぐためのスペースとして捉えるか、ライフスタイルに合わせてご検討されるとよいかと思います

店鳥

それでは今回はリビング階段についてお話しました

新人事務員よっしー

ありがとうございました!

店鳥

ありがとうございました