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窓のメリットとデメリット【失敗しない家の選び方解説】
Youtubeにて公開中の店鳥と新人事務員よっしーの「失敗しない家の選び方解説」シリーズのテキスト版です!
動画はこちらから!
窓のメリットとデメリット
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今回は住宅の窓についてお話させていただきます
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よろしくお願いします!
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まず前提として、住宅の居室には「採光」といって一定の大きさの窓を設けなければならないと法律で義務付けられています。なので、窓を無くすということは出来ません
ただし、居室以外のトイレやお風呂場だと窓をつけなくても大丈夫です
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まずはメリットからご説明します
1つ目は、自然光でお部屋を明るくすることができます
窓が無くても照明で明るくすることは出来ますが、自然光ならでの優しさ、気持ち良さがあります
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2つ目は、お部屋を広く見せることが出来ます
視線の先に壁でなく、窓があると視線が外まで抜けていきますので広がりを感じ、解放感を得ることができます
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3つ目は、外の景観を楽しんだり情報を知ることが出来ます
ちょっとした木々が見えるだけでも季節の移り変わりを感じたり、「天気がよく気持ちが良い」と感じたり「雨だから傘の用意をしよう」といったことをより感じられます
特に外が優れた景観の場合は大きな窓を設置することでその良さを存分に取り入れることが出来ますね
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4つ目は、通気です
出来れば、2箇所、方角の違う壁にそれぞれ窓があると風が抜けやすくなります
地域にもよりますが南北に窓があるのが一番風が抜けやすいですね
ただし、通気に関しては、24時間換気が義務化されており、2時間に1回は空気が入れ替わるようになっていますので、必ずしも風通しのを良さを気にする必要はありません
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でも、焼肉の後などは風通しが良い方がいいですね!
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はい、緊急な場合には特に良いですね。
また、風通しが良いと単純に気持ちがよいですね
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そして次にデメリットについてお話します
1つ目は、断熱性が下がってしまいます
断熱材をいれた壁とペアガラスの窓の断熱性を比べますと、その壁と窓の種類にもよりますが、おおよそ10倍くらいの差があります
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そんなに差があるんですね!
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そうです、特にガラス面からの熱の漏れが大きいので、窓が大きくなればなるほど断熱性は下がることになります
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どうせなら大きい窓がいいと思ってましたけど、大きさによるデメリットもあるんですね
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はい、例えば冬場の窓のそばはどうしても寒くなりますし、夏場では北向き以外の窓では直射日光による熱で暑くなってしまいます
この夏場の直射日光については屋根の軒の出も影響してきますね
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軒の出が長いと夏場の直射日光だけかなり遮ることが出来るんでしたね!
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そうです、軒の出については他の動画で詳しくお話していますので良ければ概要欄よりご覧ください
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そして2つ目は、場合によっては外からの視線を遮る必要が出てくるという点です
これはメリットの項でもお話しましたが、外の景観が楽しめるということは、逆に外から部屋の中も見えるということに繋がります
外の景観が自宅の庭などであれば良いのですが、そうでなければどうしても外からの視線が気になってしまいます
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気になる場合は、道路や通路からの視線だけを樹木や塀で遮るなど、工夫が必要になりますね
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はい、他にも視線が気になる箇所であれば、すりガラスなどにする事で視線は遮りつつ、明るさを保つことが出来るのでおすすめですね
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そして3つ目は、コストが掛かるということです
窓は材料面でも施工面でも壁と比べてコストが掛かるんですね
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それは分かる気がします。そして壁の方が断熱性も高いんですよね
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はい、4つ目のデメリットは窓が大きくなりすぎると壁が少なくなるので耐震性が下がる場合があります。
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なんだか、あまり窓は設置しない方が良い気がしてきました
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はい、機能性やコスト面で考えると窓はデメリットの方が大きくなってしまうんですよね
ただし、それと引き換えに解放感や、自然光による明るさ、心地よい風通しなど、気持ちの面に大きく影響してきますので、大いに悩んで頂きたいと思います
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少なくとも壁一面に窓を設置すれば良い!というわけでは無いという事ですね
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そうです。それでは次に窓を設置する方角についてお話させていだきます
周りの建物などの状況にもよりますが、一般的には南側の窓が直射日光を一年中受けることができるため、明るさに一番貢献します
そして東の窓は太陽が登り始める午前中、西の窓はお昼から太陽が沈むまでの午後に直射日光が入ります。
東の窓は朝日が入りますので、寝室に東の窓があると朝日で起きることが出来ます。
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カーテンの隙間から射す、眩しい光で目を覚ましたいです!
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はい、苦手な人も居ると思いますが、憧れるシチュエーションでもありますね。
また、ダイニングが東側にあると朝日の中での朝食もとれます。
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それもいいですね!間取りを見るときは方角を気にしなきゃです
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そうですね、ただ実際の日差しは周りの建物などの影響も大きいので、現地での確認は重要です
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そして西の窓は夏場の日差しを嫌って設置していない場合もありますが、東の窓と比べると非常に明るく感じます
というのも東西の日射時間は変わらないのですが、東の日差しは寝ている間にも日が射していますので、起きている時間帯で考えると西からの日差しの方が長くなるからなんです
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そして北側の窓については日中を通して直射日光が入らないので、暗いと思われている方も多いのですが、「天空光」といって太陽光が大気中の水蒸気やチリなどで乱反射した光が届いており、実際には窓が大きければかなり明るいお部屋になるんです
むしろ直射日光が入らないことで眩しくならないので、大学の研究棟や美術館などでは積極的に北窓で作られているんですよ
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なるほど、奥が深いです!
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なので勉強スペースや寝室等落ち着いたお部屋に向いてますし、北側の景観が良い場合などは、あえて北側リビングというのもアリだと思います
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ということで今回は住宅の窓についてお話させて頂きました
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ありがとうございました!
今回もライフスタイルに合わせた検討が重要という事ですね?
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そうです、注文住宅を検討している方であれば設計士から好みに合わせたアドバイスを得る事も出来ると思います。
ただ、建売住宅や中古住宅を検討の際は、1日中、もしくは全ての季節で内覧するというわけにもいきませんので、ぜひ方角を意識しながら、それぞれの窓の意味合いを考えつつ、ご自身のライフスタイルと照らし合わせながら内覧されると良いかと思います
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はい、ありがとうございました!
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ありがとうございました
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