失敗しない家の選び方解説Success

家を建てるための土地の探し方

Youtubeにて公開中の店鳥と新人事務員よっしーの「失敗しない家の選び方解説」シリーズのテキスト版です!

店鳥

今回は家を建てるための「土地の探し方」を6つお話しさせて頂きます

新人事務員よっしー

よろしくお願いします!

土地だけでなく、売りに出ている中古住宅の情報も探してみる

店鳥

まず1つ目に「土地だけでなく、売りに出ている中古住宅の情報も探してみる」です

新人事務員よっしー

新築で家を建てたいのに中古住宅を探すんですか?

店鳥

そうです、希望に沿う立地で尚且つ古い中古物件を探し、建物は解体してそこに新居を建てるという方法です。

古い建物だとほとんど建物に価値が付かず、土地だけの価値で値付けされて販売されるケースが多いんです

新人事務員よっしー

でも建物の解体ってかなり費用が掛かりますよね

店鳥

そうですね、でもその代わりに既に上下水道が整備されていたり、境界ブロックはそのまま利用出来たり、実はそこまで費用的に差が出ない場合も多いんですよ

新人事務員よっしー

なるほど!そういう考え方もあるんですね

長い間売れていない物件を値引き交渉する

店鳥

そして2つ目は「長い間売れていない物件を値引き交渉する」です

これは予算より高くて断念した土地を予算内にして購入するという方法ですね

新人事務員よっしー

それが出来れば一番じゃないですか!

そんな事出来るんですか?

店鳥

はい、長い間売れていないと「金額を下げなければ売れない」と売主さんも分かってきていますので、びっくりするくらい値引きしてくれることがあるんです

長い間土地を探しているようであれば、以前見た物件がまだ売れ残ってないか確認して、残っていたら念の為交渉してみると良いですね

ハウスメーカーに土地探しを依頼する

店鳥

3つ目が「ハウスメーカーに土地探しを依頼する」です

これは既に行っている方が多いかもしれませんが、まず最初にご自身が建てたいハウスメーカーを決定して、それから土地探しを手伝って貰う、という方法ですね

新人事務員よっしー

手伝って貰うのは助かりますけど、ハウスメーカーさんは土地の情報に詳しいんですか?

店鳥

はい、不動産会社が土地を仕入れた場合、ネットに載せるより早くハウスメーカーに情報を流している場合があるんですよ

新人事務員よっしー

それは何故でしょう?

店鳥

既にハウスメーカーの顧客の中に条件が合うお客さんがいて即決してくれるかもしれないですし、何よりもハウスメーカーの顧客との取引では「両手」取引になる事が一般的で、これが大きいんです

新人事務員よっしー

両手」とは仲介手数料を売主さん、買主さんの両方から貰えるってことですね

それなら優先して情報を教えたくなりますね!

でもそうするとこの方法だけで良くないですか?

店鳥

そうですね、でも今まさにハウスメーカーに土地探しも依頼しているけどなかなか見つからない、という方も多いんじゃないでしょうか?

新人事務員よっしー

それはもう気長に待つしかないような気がします

店鳥

ところが、ハウスメーカーの営業マンの中には、面と向かっては言いませんが「紹介してもなかなか決まらないのでほとんど探さない」とか「土地はお客さんに探して貰う物」といった信条の人も居るので、完全にアテにせず自分自身で探す事も重要なんです。

新人事務員よっしー

そ、そうなんですね

店鳥

また、土地を見つけてくれたら建物を契約することをきちんと伝えるのも重要ですね

メールで新着情報を教えてくれるサービスを活用する

店鳥

そして4つ目が「メールで新着情報を教えてくれるサービスを活用する」です

土地探しを不動産情報サイトで探されている方は多いと思いますが、大抵このような無料のサービスがありますので登録されると良いかと思います

また、サイトによって載っている物件が違うことも多いので、念の為複数の不動産情報サイトで登録されると良いと思います

欲しいエリアを徒歩で探してみる

店鳥

5つ目は「欲しいエリアを徒歩で探してみる」です

実際に現地で探してみることでネットに出ていない「売地・売家の看板を見つけたりすることもあるんです

新人事務員よっしー

ネットに掲載しない物件もあるんですね

店鳥

はい、「両手」の取引に拘って広く情報提供しない不動産会社の物件だったり、ネットが面倒でやってない昔ながらの不動産会社の物件などですね

また、近所の方にお話を聞くと良い情報が直接入る場合もありますよ

以前見た土地をもう一回、見に行ってみる

店鳥

そして最後に「以前見た土地をもう一回、見に行ってみる」です

これは以前検討したものの価格以外の理由で断念したケースですね

新人事務員よっしー

もう一回見に行って何か変わるんでしょうか?

店鳥

はい、あらためて見に行くと印象が変わっていることが意外とあるんですよ

これは不思議なことに、多く行けば行くほど悪い印象が消えていくことが多いんです

新人事務員よっしー

それは何故でしょう?

店鳥

憶測ですが、家を建てるにあたって理想とする立地が誰しもあると思います。

でも、それと少しでも違うと大きな拒否反応が出てしまうのでは無いかと思っています

新人事務員よっしー

大きな買い物ですから慎重になりますよね

店鳥

それが何度か見てるうちに「別に許容できるのでは?」に変わっていくお客さんを何度も見てきました

新人事務員よっしー

土地探しに行き詰まったら、以前見た土地をちょっと見に行くのもいいですね!

店鳥

そうですね、狭いと感じてた道路が意外とそうでもなく思えたりとか、簡単に出来ることなのでお勧めしますよ

不動産会社に土地探しをお願いするのは?

店鳥

それでは今回は土地の探し方についてお話しさせて頂きました

新人事務員よっしー

すいません、不動産会社に探して貰うというのが無かったようですが

不動産をお探しなら不動産屋にお任せください!」ではないんでしょうか?

店鳥

はい、もちろん一つの方法ですが、不動産会社によっては積極的に土地を探してくれないこともあるんです

新人事務員よっしー

それは何故でしょう?

店鳥

土地の購入費は建物も含めた「住宅ローン」を組んで支払うケースが多いんですが、この住宅ローンは建築の準備が整うまで組むことが出来ないんです

つまり土地の売買契約を結び、報酬を得るまでに、建築会社を決めて、その担当の人に土地を見てもらって、建物のプランニングから建築費用の算出など、建築に関する色んな手続きが必要になるんです。

戸建マンションはすぐに買うことが出来るのですが土地はそうはいかないんですね

新人事務員よっしー

不動産会社さんからすると時間が掛かるし、色々と建築会社さんとの調整が大変そうですね

店鳥

そうなんです、条件に合う自社物件を持っていれば「両手」になるのでいいのですが、そうでなければあまり積極的に動いて貰えない可能性があります

そこでご自身で積極的に土地を探す場合は今回の内容を参考にして頂ければと思います

新人事務員よっしー

わかりました!ありがとうございました!

店鳥

ありがとうございました